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連日,仕事の夢でうなされるように夜中に目が覚めます。 おかげで睡眠不足が続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて,今日は昨日に続いて,「社会人基礎力」について書いてみます。
経済産業省が示している定義は次の通りです。
「社会人基礎力」とは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省が2006年に提唱しました。(経済産業省webサイトより)
これを図に整理してみるとこのようになります。
3つの能力のそれぞれに能力要素が示されており,全部で12の能力要素が提示されています。
①前に踏み出す力(アクション)
「とにかくやってみる」とか「やってみたい」と思えることが大事です。また,「思う」だけでなく,実際に行動に移せるかどうかが大事ということですね。
子供の頃からなんでもチャレンジし,そしてその「結果」ではなく,その「プロセス」を価値づけすることが大事になってくるのではないでしょうか。
②考え抜く力(シンキング)
「課題発見力」は最近,算数教育でも大事にされていることとつながります。問題発見といわれることですね。また,「疑問を持つ」ということは「問い」ともつながり,全ての授業との関係も深いです。
自ら考えることができるようにするためには,「自ら考える機会」を作るしかありません。そのためには,どれだけ子供たちに考える機会を委ねられるかが大事になってくるのではないでしょうか。
③チームで働く力(チームワーク)
まさに「一人では何事もできない」ことを痛感する毎日ですが,これこそ学校教育でしか培えない力ではないでしょうか。授業はもちろん,学校行事を通して身につけたい力の一つです。
いかがでしょうか。教育の未来は文科省だけで考えているのではなく,経済産業省だって考えています。広い視野で物事を捉え,考えていきたいものです。
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