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数学的な見方・考え方とは,どういうものでしょうか。
これは,小学校学習指導要領解説算数編の中で次のように書かれています。
数学的な見方は・・・
「事象を数量や図形及びそれらの関係についての概念等に着目してその特徴や本質を捉えること」
数学的な考え方は・・・
「目的に応じて図、数、式、表、グラフ等を活用し、根拠を基に筋道を立てて考え、問題解決の過程を振り返るなどして既習の知識及び技能等を関連付けながら統合的・発展的に考えること」
といっても・・・なかなか難しいですよね。
結局、どういうこと??って。。
そこで、先ほどの文章ではなかなかすっきりしなかったので、様々な文献をあたりました。
中には、「見方・考え方」と、「中点」があるので、そもそもわけて考えるべきではないという論考も見ました。
その中で、今日は一つ、私がわかりやすいなと思った文献を紹介したいと思います。
『数学的な見方・考え方を働かせる 算数授業』
という、筑波大学付属小の盛山隆雄先生らが書かれた本での論考です。
この本では、
数学的な見方を・・・「問題を解く時の着眼点」
数学的な考え方を・・・「論理をまとめたり、高めたりするための視点」
と書かれています。これだったら、「数学的な見方・考え方」とは何かが見えてきそうじゃないですか?
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