051 令和の日本型学校教育

 「令和の日本型学校教育」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

元号が変わったらどうするの?なんてツッコミはさておき,一体,どんな学校教育を指すのでしょう。

中央教育審議会答申では,次のような資料が示されています。

※赤枠は筆者

ポイントは次の3つかなと思います。
(1)新学習指導要領の着実な実施
資質・能力を育むことをしっかりと意識しなければなりません。
なぜなら,急激に変化する時代に対応できなければならないからです。
資料でも,「Society5.0」「予測困難な時代(VUCA)」「DX」などの言葉が並んでいますね。

(2)ICTの活用が必要不可欠
使っている・使っていない,といったフェーズはもう終わりです。
いかに使うか,です。
ここに関していえば,最近小規模校の先生の声として
「メリットがあまりない(わからない)」
といった声を聞いたのですが・・・それって主語は「教師」ですよね。
いやいや,端末を使いのは子供だぞ,と思うのです。
メリットがあると感じるかどうかの主語も「子供」にしたいなと思うわけです。

(3)働き方改革
どうしても遅くなることがあるということはよくわかります。
ただ,何もなければ早く帰りましょう!
「いやいや,帰れないんだって」
という声が聞こえてきそうですが,大丈夫。
まずはそこから!そうすることで,逆残思考で仕事ができ効率化が見出せたり,意外と無駄に気づいたりできるわけです。エッセンシャル思考&エフォートレス思考です。

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