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なぜだか急にロナウジーニョの昔の映像を見始めたら,その凄さに圧倒されました。世の中には「天才」という人がやっぱり存在していて,自分の小ささに打ちひしがれている今朝です。
みなさんいかがお過ごしですか。
さて,今日は前回に続き全国学力・学習状況調査の「国語」についての所感を綴ってみたいと思います。
<問題がタフだね>
国語の全体的な出題傾向は前年度調査と大きくは変わっていないように感じました。
その上で,まず感じたのは「問題がタフ」だということです。
45分のテストの中で,あれだけの文章量を読むことってなかなかできません。そしてそんな経験もしていない児童が多いのではないでしょうか。大問2については4ページ以上の物語を読んでから問題に入るのですから。とはいえ,この大問2の物語はとても面白い内容でした。読んでいて思わず話にひきこまれるような感覚でした。本が好きな小学生ならきっと同じような感覚になったのではないかなと思います。
<記述できる力>
前年度調査もそうでしたが,「記述」問題もなかなか難易度があります。条件に合わせて書く問題ですが,上述したように文章量も多く,時間が足りない児童も多くいることが予想されます。つまり,概括した上で問題を解き,表現しなければならないということです。
例えば大問1では,「あなたが岡さんなら」ということで,「ごみ拾い」か「花植え」かどちらかの立場を選んでから書くことになっています。自分の考えを表現するのですね。
また,大問2では,文章の最後の一文を考えるという問題です。無回答率が高くなりそうな気がします。「物語を読み、具体的な叙述を基に理由を明確にして、自分の考えをまとめること」に関する問題ですね。
まだあります。大問3では「文章全体の構成や展開が明確になっているかなど,文章に対する感想や意見を伝え合い,自分の文章のよいところを見付けること。」に関する問題です。
これだけの量を45分で解く・・・,そのためには「考える体力」や「粘り強さ」といった非認知能力も必要となってくるのではないでしょうか。
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