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今年度,様々な機会で,学習者用デジタル教科書についてお話をする中で気づいたことがあります。
それがタイトルにもある
「学習者用デジタル教科書とデジタル教科書の違いへの理解」
です。
例えばこのような声がありました。「うちは図工は入れていないんですよ〜」
「え,どこからそれ(学習者用デジタル教科書)を見れるんですか?」
「あ,私の授業では使いません。」
要するに,指導者用と勘違いされていることが多いわけです。
「授業で使うかどうか」を決めるのは授業者ではありません。子供たちです。
つまり,主語を変える必要がありますね。
「学習者用デジタル教科書」は,「学習者用」と書いているように,「児童生徒」のものです。
子供たちが,「僕は見えにくいので,反転して使うんだ」とか「拡大しよう」とか自分の特性やニーズに合わせて活用できるものなのです。
従来の紙の教科書は必ず学期初めにすぐに配布するじゃないですか。
「学習者用デジタル教科書」も同じです。
まずは子供に届ける!
それが大事です。
来年度,学習者用デジタル教科書を,まずはすぐ子供たちが使えるようにして,子供たちに使わせる。それが大事ですね。
私たち大人には必要があるかわからなくても,これからの未来を生きる子供たちにとっては,これらのテクノロジーは必要不可欠なものです。いや,テクノロジーを駆使できる力は必要不可欠です。そしてそれは,使わなければ育ちません。
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