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前回,柳田國男氏の「ハレとケ」の概念から考えた図についての説明をしました。
よく考えると,学校行事でも同じようなことが言えるのではないでしょうか。
また,いわゆる「学級経営がうまい先生」というのは,無意識的にこのあたりの「ハレ」と「ケ」をバランス良くつくっているのではないでしょうか。
学級がだらけてきそうな時期に合わせて「ハレ・イベント」を作ったり,「ハレ・イベント」を設定することで,それに向けて日常(ケ)を充実させたりといった具合にです。
特に,今はコロナ禍の中,休校や閉鎖が相次ぎ,何処か閉塞感が漂っています。
この原因の一つは,「ハレ」の時間が奪われたことであり,「ケガレ」状態が長く続いたことで説明がつきます。そんな中でもうまくいっている学級や学年,学校は,上手に「ハレ」を創り出しているのではないでしょうか。学校行事はできなくとも,なんかいつもと違う(ハレ)を上手に創り出したということです。
なんとなく,うまくいかないな〜と感じている先生方は,ぜひこの「ハレとケ」概念を意識されてはどうでしょうか。
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