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いよいよ3学期が始まります。教育関係の皆さんのお仕事も本格的に始動しますね。
息子も「あ〜,もうすぐ学校…最悪だ〜」なんて言っています。教室に来る子どもたちも,少しばかり憂鬱に感じている子もいるのかもしれませんね。中には宿題が・・・なんて言っている子も・・・。まぁ何はともあれ,元気に登校できるというのはすごいことです!先生方には,ぜひゆったりと,明るく,子供達を包み込むように迎え入れてほしいなと思います。
さてさて,今日はそんな憂鬱な気分などのネガティブ感情と戦う方法を発見したので,それについて書いてみます。
#僕にとっては大発見
前回の記事「132 「思考」する時間をいかに作り出すか」で,「僕の趣味はランニングです」と書きました。ランニングを通して思考できると書いたのですが,今回の記事もそのランニング中に考えたことが発端です。
僕がよく走るコースは,川沿いです。長閑な風景を見ながら走るのが好きなんです。
冷たい空気を感じながら,ゆったりとした川の流れや空の青,山の緑を感じながら走るととっても気持ちがいいものです。ある時,その川を見ながら思ったんです。
「あの,川の水に浸かっている鳥たちは,冷たくないの??死なないの??」
と。僕だったら・・・冷たすぎて死んでしまいます。なぜ鳥たちは長い時間,冷たい水に浸かっていられるのでしょうか。
早速,帰ってから調べて見ました。
わかりやすく教えてくれたのが「気候変動いきもの大調査」のページです。以下,少し引用してみます。
水鳥たちが冷たい水の中でしもやけにならないのは、彼らの足に「ワンダーネット」と呼ばれる仕組みがあり、体温が失われるのを防いでいるからなのです。足には、心臓から来た温かい血液が流れる動脈と、外気に冷やされ冷たくなった血液が心臓へ帰る静脈があります。「ワンダーネット」は、動脈に静脈がからまった仕組みのことです。動脈が静脈を温めることで、冷たい血液が体の芯まで冷やしてしまうのを防いでいるのです。
ぜひ,該当ページの図がわかりやすいので見ていただきたいところです。
要は,動脈と静脈が分かれている人間と違って,鳥は,動脈と静脈が絡まり合っているのですね。「温かい血が流れる動脈」と「冷やされた血が心臓に戻る静脈」が絡まり合っているのがポイントです。これによって,冷やされた血が心臓には戻らないっていうことです。なるほど!
これって,人間の生き方にも活かせないか?っていうのが今日伝えたいことなんです。
何かに挑戦する時,よく「なんでそんなことするの?」とか「そんなの意味ない」などと,冷たい言葉を聞かされることがあります。心無い言葉を聞くことも・・・。特にSNS全盛の現代において,こういったネガティブな言葉とどう付き合うかは非常に大切なスキルでもあります。その言葉をそのまま受けていると,冷たい言葉がそのまま心臓に戻って苦しくなります。でも,温かい動脈が絡み合っていたら・・・冷たい言葉が心臓に戻ることはありませんよね?
そう,ワンダーネットです!
どんなワンダーネット(=コミュニティ)を築いておくかは人それぞれですが,家族や同僚など小さい単位のワンダーネットから,研究グループ,趣味のグループなど何かしらのコミュニティに属するなどの少し大きなワンダーネットを築くのがおすすめです。また,それらが複数あると,さらにワンダーネットが分厚くなり,冷たい言葉が温められる,つまり気にならなくなるのではないでしょうか。
ぜひ,ワンダーネットを築いて,挑戦し続ける大人でありたいものです!もちろん,子供達にも!!
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