021 イベントの作り方(3)〜書籍編〜

 イベントの作り方最終回です。

イベント企画を行う私の根底には,ビジネス書の内容が流れているように思います。取り立てて,「この本のここ!」といったことはないのですが,じわっと流れているように思います。

例えば,『超訳 孫子の兵法』とかもそうです。「こんなことをしたら失敗するぞ」とか「こうやればうまくいく」といったことが書かれている本なので,イベント企画の際には参考になると思います。


「互いがやろうとしていることに,世のため人のために尽くそうという志があるか否かを問います。ようするに,普遍性のある志を掲げているほうが勝ち。自分の志がもし私欲にまみれたものであったり,時代や環境,周囲の人たちなどの嘘気に左右されるようなものだと判断されたら,すぐに軌道修正を図るべきです。」

これなども好きな一節です。

イベント企画の際,「なぜその企画をするのか」は常に大切にしたいことです。

また,そういった観点からも,「自分のため」といった側面が見える人に私は登壇してほしくはありません。そうなると,そもそもの志(「なぜその企画をするのか」)が消えてしまうからです。

イベントが登壇してくださった方にも,参加してくださった方にも,双方にとってwin-winになるものにしたいです。また,「前回は参加者だったけど,今回はスピーカー側に」といった,登壇者と参加者のグラデーション化は,一つの目指したいところでもあります。


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