059 授業での活用

 GIGAスクール構想元年を終え，いよいよ来年度は2年目になります。

今，各校で年度更新について考えたり，作業をしたりしていることと思います。

さて，新年度，，，ICT端末の活用はどんなものになるでしょうか。

おそらく「授業での活用」を考えることが増えてくるのではないでしょうか。

しかし，今年度日常使いでの活用が思うように進んでいない状態であれば，「授業での活用」はなかなか難しいものになってくるかもしれません。

なぜなら，授業での活用を支えるのは，普段から当たり前のように使えるICT活用スキルだからです。私たちだって，スマホを使うときにそのスマホを当たり前のように使えなければ，それを仕事で使うことは難しいはずです。それと同じですね。

つまり，授業での活用を考えるのであれば，なおさら，日常使いが当たり前のようにできる仕組みを整えておく必要があるということです。

また，「授業活用」というと，すぐに主語が「教師」になってしまいがちです。

これは今までのICT活用がそうだったから仕方ありません。

しかし，意識しておきたいのは，そのICT端末は子供が使うものだということです。つまり，「授業活用」の主語は「子供」であるべきです。

そんなことも頭の片隅に置きながら，GIGAスクール構想を推進していくことができればいいのかなと思います。