081 『人を動かす』

昨日はネットショッピングでスポーツウェアを買ったのですが・・・サイズが全くわかりません。宝くじを買うような気分で購入しましたが,サイズは合うのでしょうか・・・。ちょっとドキドキです(笑)。

さて今日は,本紹介の回です。今回の本は

藤屋伸二(2022),『人を動かす』カーネギー 人間関係のレッスン,株式会社日本図書センター.

です。

こちらの本は,デール・カーネギー氏の名著『人を動かす』の超入門書という位置付けです。「13歳から分かる」という謳い文句通り,ストーリー仕立てに大変わかりやすくその内容を知ることができます。中学生向けに書かれているような感じですが,大人でも十分楽しめますし,十分学び多き本だと思います。

さて,この本の特徴としてまず,「全体像が見える」という点があります。全体像が図解で整理されているのもわかりやすい点ですね。ここでその図解を見せることができませんが,人を動かす3大原則は以下の通りです。

大原則1:批判や非難をしない

大原則2:相手の自尊心を満たす

大原則3:相手の立場に立ち,相手の利益を考える


どうでしょうか。文字だけ見ると「そりゃそうだよね」となりますが,実際はそれを行動に移すのが難しいですよね・・・。その点が,具体的なストーリー仕立てで書かれているので大変わかりやすい,というか読んでいて面白い本になっています。


次に個人的に大事だと思ったの点についても書いておきます。

それは,「相手を説得するための12の原則」の中の一つ,原則1「議論をしない」です。

議論をさけ,冷静に話しあう

ではどうすれば,無意味な対立をさけ,自分の望む結果を得ることができるのでしょうか。そのためには,まずなによりも,意見の異なる相手とは<議論をしない>ということが重要です。〜中略〜わたしたちが望むもの,それは相手を言いまかすことではありません。相手にこちらの考えを納得してもらい,行動してもらうことです。(p.79)

自分自身のことを振り返った時・・・特に大事だな〜と感じましたので,記しておきました。人によって刺さるポイントはきっと違いますが,大変わかりやすく,読みやすい本なのでおすすめしたい本です。

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