083 『プロフェッショナルの条件』

GWは,メルカリにはまっています。ただ,メルカリの謎ルールがよくわかりません…。

「即購入OK」と書いている出品者をよく見るのですが,そもそも「即購入」がダメな理由がよくわからないのです。。。僕はめんどくさがりなので,値下げ交渉などもしないので,即購入しかする気がないのですが・・・。


ということで,今回は本紹介です。「13歳から分かる」シリーズ第2弾!

今回は,

藤屋伸二(2022),『プロフェッショナルの条件』ドラッカー成果を上げるレッスン,株式会社日本図書センター.

です。この本は,P.F.ドラッカー氏の名著『プロフェッショナルの条件』を,13歳からでも分かるようにまとめられた入門書です。


「13歳から分かる」シリーズは,大人が読んでも面白くてためになる良書だと思っています。

どちらかというと,「当たり前のことを,とても丁寧に書いている」といった印象なのですが,なによりストーリーが面白いんですね。

ちなみに,この本の中での「プロフェッショナル」は次のような定義です。

知識労働者は持っている知識が深ければ深いほど,またそれを効果的に使えば使うほど,大きな成果を生み出すことができます。そして,知識労働者のなかでも高い精度で成果を上げ続けることができる人のことを「プロフェッショナル」といいます。(p.20)

知識社会において,昔のような「ヒト・モノ・カネ」ではなく,「知識」が非常に重要な要素となります。ここでいう「知識」とは,「単なる情報だけでなく,経験や理論も使って『いかに成果を生み出すか』を考える力のこと」(p.120)です。


▶︎プロフェッショナルになるための5つの能力

1 <貢献>を考える

2 <強み>をいかす

3 <時間>をコントロールする

4 いちばん重要なことに<集中>する

5 正しく<意思決定>し,実行する


この中でも特に私は,<貢献>が刺さりました。

あなたが属している組織が世の中にどんな役割を果たそうとしているか,つまり世の中にどんな<貢献>をしようとしているかを理解することです。そのうえで,自分が組織に対してどう<貢献>できるかを考えるのです。(p.29)

これなどは,やっぱり大事な視点だと思います。


▶︎自分を成長させるためにやるべきこと

1つは,人に教えるということです。

もう1つは,成長できる場所を選ぶということです。

さらに,現場で働くことも大切です。

自分の成長に「責任」を持つこと,それが成長し続けるカギになります。(p.110-111)


自分の成長に責任を持ち,いつまでも成長し続ける人間でありたいものです。

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