093 アウトプットは目的じゃないぞ

カフェオレとカフェラテの違いを昨日知りました。

 ▶︎カフェオレ:ドリップコーヒーにミルクを入れる

 ▶︎カフェラテ:エスプレッソコーヒーにミルクを入れる

なるほど,そんな違いがあったのですね。

でも,ここで新たな疑問が…。

「ドリップコーヒーとエスプレッソコーヒーの違いは??」

どうやら抽出方法の違いのようです。

そっか,だから苦味とかが違うんだ!と日々新たな発見の毎日です。

みなさんいかがお過ごしですか。


今日は,「アウトプットは目的じゃないぞ」というテーマで書いてみます。前回,「アウトプットを意識してみよう」というテーマで書きましたが,その続編です。では,レッツゴー!


「アウトプット」と聞いて,どんな姿を思い浮かべますか。
「話す」活動,「書く」活動,「表現する」活動・・・そんな活動が思い浮かぶと思います。
例えば,算数の授業においては,どちらかというと「話す」活動をイメージされた方が多いかもしれません。これは,対話的な学習であり,その重要性はいうまでもありません。


しかし,この時気をつけておきたいこととして、関西大学初等部の尾崎先生は,このように指摘しています。
#大変わかりやすくおすすめしたい本です

「対話的な学びは,対話自体が目的ではない。大切なのは,そこから生まれた価値ある見方を全員に理解させることである。」
田中・尾﨑(2022),『算数授業の当たり前を「子どもの姿」から問い直す』,明治図書出版株式会社. 

つまり,ペアトークなどの対話的な活動をしていればそれでいいというわけではないということです。アウトプットも同じです。「話す」「書く」などのアウトプットをしていればそれでいいというわけではなく、目的をもってアウトプットをさせる必要があるということです。

次回は,その具体について書いてみましょう。

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