- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
お腹が痛くなった時に,「ちょっとトイレに住んできます」と報告するので,「もう引っ越ししたら!?」と冷たく言われます。
みなさんいかがお過ごしですか。
さて今日は,「アウトプットは目的じゃないぞ(2)」という前回の続編として書いてみます。
それではレッツゴー!
前回の記事を読まれていない方は,先にそちらを読んでほしいのですが,タイトルの通り,「アウトプットを目的にしちゃダメだよね」というテーマで書いております。
今日は,その補足説明として具体で説明したいと思います。
これは第5学年の小数のかけ算の場面です。「80×2.3の計算のしかたを考えよう」という授業場面です。
教科書ではいくつかの考え方が示されています。
たとえば、「2.3を2と3に分けて考える」という考え方。
次に「0.1mの代金を求めたあと、その23個分を求める」という単位に基づく考え方。
もう一つは、「×整数をしてから、その10分の1をもとめる」という簡単にする考え方。
などです。
どこでどのようにペアで話をしたり、全体で比較検討したりするかは、授業構成にもよりますが、いずれにしても、これらの見方・考え方を全員で理解することがアウトプットの目的となるわけです。
一部の児童だけが話をし、理解しているのでは不十分なのですね。
そのために(目的),アウトプットを仕組むというわけです。
例えば,
全体での比較・検討の後に,「ペアで説明させる」,さらに,それを「自分のノートに書く」などが考えられますね。
もちろん,毎時間,全てのことに対してできるわけではありません。しかし,その時間で一番大切なことについては,必ずアウトプットさせるという意識があるといいのではないでしょうか。「わかったつもり」を「わかった!」に変えることができる機会を作りたいものです。
コメント
コメントを投稿