104 学習者用デジタル教科書の現状と今後

休日。

ランニングして,カットに行って,後はYouTube三昧。

ブルーハーツをみまくりました。最高です。

みなさんいかがお過ごしですか。

さて今日は,「学習者用デジタル教科書の現状と今後」についての回です。

文科省の資料を引用します。それではレッツ,デジ教!


【資料】デジタル教科書の配信基盤整備事業の概要(令和4年5月26日),修学支援・教材課

こちらの資料の中にこのような現状が書かれています。

昨年度や今年度に,学習者用デジタル教科書のアカウント登録などを行なった方はわかると思うのですが,とにかく・・・登録作業はめんどくさい(汗)大規模校ともなると,大変です。

また,各教科書会社によって学習者用デジタル教科書を見るための「ビューア」が違うので,その登録方法も微妙に違えば,そもそも児童生徒が見る方法などの操作性も違ってきます。

この資料にあるように,現状は様々な課題があるのが実態です。

とはいえ,活用できるようになると,これまでできなかったことができるようになりますし,授業にも有効活用できて大変便利です!


ということで,国では今,「令和6年度に向けた課題と中長期的な課題の両面を見据えた実証研究を行う。」との方向を示し,今後の実証研究について資料のように5点が示されています。

また,別の資料では次のような文言も見られます。 

「デジタル教科書の今後の在り方等に関する検討会議第一次報告」(令和3年6月)

【デジタル教科書の導入について】

○ GIGAスクール構想を通じて、学習環境を改善し、学校教育の質を高めていくためには、デジタル教科書の活用を一層推進する必要がある。今後、次の小学校用教科書の改訂時期である令和6年度を、デジタル教科書を本格的に導入する最初の契機として捉え、着実な取組を進めるべきである。(太字及び下線筆者)

(中略)

【今後の教科書制度の在り方について】

○ 令和6年度の小学校用教科書の改訂については、編集・検定・採択をそれぞれ令和3・4・5年度に行う必要があり、実際には既に発行者が準備を進めていることから、本格的な見直しは次々回の検定サイクルを念頭に検討することが適当と考えられ、令和6年度時点においては、デジタル教科書の内容は、紙の教科書の内容と同一であることを維持することが基本と考えられる。(太字及び下線筆者)

現在のところ,令和6年度の導入に向けて検討が進んでいるところであり,その中身としては紙の教科書の内容と同一の方向であるということですね。

ということで・・・ひとまず今年度導入されている学習者用デジタル教科書を子供たちに使い倒してもらいましょう! 

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