106 ICT端末の活用主語は「子供」でありたい

昨夜は家で飲み過ぎました。

ダメですね・・・。今日から飲みません。

#多分

みなさんいかがお過ごしですか。

今日も昨日に引き続き,ベネッセ教育総合研究所のデータを見てみたいと思います。

今回のテーマは,「ICT端末の活用主語は「子供」でありたい」です。

それではレッツ,ICT端末!

GIGAスクール構想の実現に向けては,4600億円をこえるお金が投資されています。これ,すごいことですよね!そして整備された,ICT端末。活用されているでしょうか。

学校によっては,「毎日使っている」というところもあれば,「たまに」というところもあるでしょう。

これについて,ベネッセ総合教育研究所のデータでは次のように出ています。

「児童がICT機器を使って学ぶこと」の項目
・毎回の授業・・・・・・3.2%
・7〜8割程度の授業・・・13.6%
・半分程度の授業・・・・24.8%

どうでしょうか。いわゆるよく使っていると考えられるのは,およそ15%ほどでしょうか。
また,活用が進んでいない割合は・・・
・1割程度の授業・・・15.0%
・1割未満の授業・・・7.9%
・まったくない・・・・1.9%
合計すると,24.8%。つまり,約4分の1は活用されていないということです。

流石に今年度は,もっと数値が上がると思いますが,それでも何も手を打たなければきっと,劇的な上昇は見込めません(もちろん,使えばいいというわけではありませんが。)。

活用を進めるためには,その中身に注目するとヒントになりそうです。
例えば,次の項目の活用数値が高いです。
「写真や動画を撮影して学習に活用する」・・・77.9%
「インターネットを用いて情報収集を行う」・・74.7%
「計算や漢字などの反復的な練習を行う」・・・52.2%

どうでしょうか。これくらいならできそうです。
反復的な練習は,いわゆるドリル学習ソフトなどが簡単ですね。
まだまだ活用が進んでいない。。。という学校や学級については,この3点を意識してみるのも良いかもしれませんね。



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