132 「思考」する時間をいかに作り出すか

僕の趣味はランニングです。

ランニングの良さは色々あるのですが,僕にとっては「ネット環境から離れられる」という側面も大きなメリットです。デジタルデトックスと呼ばれるものですね。

普段だと,ついついスマホに手が伸びたり,PCを触ったりしています。いつでもどこでも仕事ができる,調べごとができるという良さがある反面,いつでもどこでも,仕事をしたり,検索したりすることにもなってしまいます。

そうならないように僕は,意識的にスマホを2階など遠いところに置いたりもしているのですが,それでもやはりスマホを触ってしまう頻度が多いです。まさにデジタルづけ・・・。

だけど,走っている時だけは絶対にスマホを触ることができません。この環境が僕にとってはいいんですね。

だから,1日の中に,いかにデジタルデトックス環境を作るかが大切だと思っています。これが特にランニング環境だといいんです。なぜならば,ランニング中はできることが限られるからです。できることといえば・・・そう,

考える

ことくらいなんです。

当然走っているので,テレビも見ることができません。読書だってできません。

考えるくらいなんですね。とはいえ,音楽を聴いたり,音源を聴いたりすることはできるので,インプットしながら走るということもあるんですが,それでも不思議なもので,音楽を聴きながら走っていても,気づいたら聴いていた音楽はバックミュージックになっていて,何かを考え出している自分がいます。やっぱり考えているんです。

僕はよくイベントの企画をしているのですが,その企画などもランニング中に思いつくことが多いです。自分の中にあるまだなんでもないようなアイデア同士が,ランニング中に結びついて閃くような感じです。「これ!いけるぞ!!」と。この瞬間がまた心地いい!

僕の場合は,このように「ランニング」の時間が「思考する時間」になっていますが,別にこれはどんな時間でも構いません。例えば入浴の時間とか,寝る前のベットの中とか,カフェでコーヒーを飲んでいる時とか・・・。いずれにしても,「思考する時間」をシステム化しておくといいのではないかなと思います。そうすると色々なアイデアが生まれやすい環境ができるのではないでしょうか。

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