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「個別最適な学びと協働的な学び」について学び直しています。そこでまずは,
奈須正裕(2021),「個別最適な学びと協働的な学び」
を再読しました。奈須先生の考え方に触れながら,これまでの一斉授業の在り方を考え直し,視野を広げるための一冊になりそうです。
- 「答申」の冒頭:「社会の変化が加速度を増し,複雑で予測困難となってきている中,子供たちの資質・能力を確実に育成する必要があり,そのためには,新学習指導要領の着実な実施が重要である」
- 子どもを信頼し,学びに関わるより多くの決定を子どもに委ねるべき。(中略)子どもたちだけでは難しい部分についての適切な支援が求められる。(p.102)
- 普段の授業でも新しい単元に入る時には,子どもたちと一緒に一度教科書を単元の最後のページまで眺め,どんな内容を学ぶのか,そのためにどんな活動に取り組むのか,最終的には何がどのようにわかったりできたりするようになれば良いのか,何時間くらいで学び進める予定なのかといったことを,まずか教師の思い描きとしてはっきりと提示することが望まれます。(p.128)
- 子どもたちが情報に直接アクセスする場合にも「まずはこのあたりを見るといいよ」と推奨することは,いわば安全に走行するためのガードレールや着実に目的地にたどり着くための行き先案内板のようなもので,やはり一定程度は必要。(p.199)
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